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在宅医療サポートセンターとは
在宅医療サポートセンター事業
熊本県内において、高齢化の進展や医療機能の分化へ対応するために、
在宅医療の量・質両面の取組みを県内全域で推進します。
- 1.県在宅医療サポートセンター・・・熊本県医師会
- 2.地域在宅医療サポートセンター・・・医療機関/郡市医師会
これまで、在宅医療における医療と介護の連携体制の整備を目的に、「在宅医療介護連携推進事業」が全国的に推し進められていますが、熊本県では在宅医療の中心となる「医療連携の充実」を目的に、平成30年度から「在宅医療サポートセンター事業」が始まりました。
「地域在宅医療サポートセンター」が2次医療圏ごとに設置され、地域の特性に応じて8つの必須事項と選択事項に関する取組みが進められます。「県在宅医療サポートセンター」は、熊本県医師会に設置され、各地域サポートセンターと連携し、全県的に人材育成や普及啓発活動を推進するとともに、熊本県在宅医療連合会の運営を担います。
在宅医療サポートセンターの背景
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1.高齢化と医療機能分化による在宅医療の増加
- ・訪問診療受療者の増加:2489人↑[2017年77251人 → 2023年9730人]
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・県民のニーズ
「人生の最後を自宅で過ごしたい」・・・・・・・・・・・46.3%
「自宅で最期を迎えることができない・わからない」・・・・89.8%
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2.在宅医療の先進県作りを目指した取組み
- 在宅支援病院 ・・・・・・・・・・・・・・・・3位
- 在宅診療所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・20位
- 往診実施 医療機関 ・・・・・・・・・17位
- 在宅見取り 医療機関 ・・・・・・・27位
- 退院支援 医療機関 ・・・・・・・・・・・・・・・・6位
- 介護支援連携 医療機関 ・・・・・・・・・・・・4位
- 訪問看護ステーション ・・・・・・・・・・・・・・・5位
- 訪問看護利用者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37位
NDBオープンデータ(対人口10万人)
熊本県において在宅医療サポートセンター事業が開始された背景には、今後予測される高齢化の進展や地域医療構想尾の推進に伴う在宅医療ニーズの増加と「人生の最後は自宅で過ごしたい」が「自宅で最期を迎えることができない、もしくは、わからない」という県民のニーズとのギャップがあります。この在宅医療の量・質両面の課題へ対応し、在宅医療の4つの機能「入退院支援、日常の療養支援、急変時対応、看取り」の充実を図るために本事業が推進されることになりました。
また、熊本県は他県をリードする医療や認知症対策に加え、在宅医療でも先進県を目指し、一人でも多くの高齢者が住み慣れた地域で過ごせるように、すべての在宅医療関連指標において県内地域差を解消し、全国の在宅医療を牽引するような取組を進めることも、本事業の目標となっています。
在宅医療サポートセンター(荒尾市圏域概念図)
事業内容
必須項目
- 1.急変時対応
- 2.入退院支援
- 3.在宅医療サービス提供量増加への対応
- 4.在宅医療センター事業連絡会の開催
選択項目
- 1.日常診療支援
- 2.看取り
- 3.普及啓発
- 4.その他
荒尾市では、在宅医療介護連携推進事業として2015年に開設された「荒尾市在宅医療連携室 在宅ネットあらお」が39医療機関の参加を得て、2018年10月に「連携型地域在宅医療サポートセンター」の指定を受けました。
これまで「在宅ネットあらお」を中心に行われてきた多職種による医療と介護の連携推進事業と整合性をとりながら。医療連携に関する8つの項目すべてに取り組みを進め、在宅医療の連携体制の充実を図っていきます。
荒尾市の地域在宅医療サポートセンターには、39の医療機関に参加いただいています。
拠点病院1、一般病院2、精神科病院2、有床診療所14、無床診療所19。
計画的に訪問診療を行っている医療機関(在宅医療欄「◯」)が17施設、往診のみの医療機関(在宅医療欄「△」)が4施設となっていますが、現時点では在宅医療の実績のない医療機関(在宅医療欄「×」)も17施設参加いただいており、在宅医療を中心とした荒尾市の地域医療連携体制の整備を行ってまいります。
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