ごあいさつ
- ホーム
- ごあいさつ
我が国では団塊の世代全てが75歳以上になる2025年には高齢化率が40%に達するという世界でも類を見ない超高齢化社会へ進んでいきます。超高齢化社会に対応するには、地域完結型の医療体制整備が必須となります。住み慣れた地域で医療と介護、福祉の連携によるシームレスな地域包括ケア、在宅医療体制作りが欠かせません。
荒尾市医師会では、平成25年10月、行政と一体となり、多職種の代表を委員とした荒尾市在宅医療連携体制整備検討会議を設置し、協議を重ね、先進地視察を行い、平成27年2月に荒尾市在宅医療連携室「在宅ネットあらお」を開設いたしました。
在宅医療連携を進めるために、荒尾市民病院と荒尾市医師会が協力し「あらお健康手帳」を作成いたしました。この「あらお健康手帳」は2021年度グッドデザイン賞も受賞しております。現在、手帳の電子化も進行中です。
在宅連携のために「あらお健康手帳」を行政と一体となって普及させ、熊本大学と連携した荒尾市でのコホート研究が超高齢化社会に対して有用な研究となることを期待しております。
まだまだ、新型コロナ感染症は収束が見えませんが、医療・介護・福祉が一体となって、住民の皆様が住み慣れた荒尾の地で、その人らしく生活ができますように一丸となって支援して参りたいと考えております。「在宅ネットあらお」をご利用いただき、安心して幸せな生活を送っていただけますことを心より祈念申し上げます。
荒尾市医師会 会長 伊藤 隆康
疑問点・お悩み、なんでもお気軽にご相談ください
相談
無料
Tel:0968-57-9350
電話受付:平日9:00〜16:00
Fax:0968-57-9605
ファックスは24時間受けつけております。